2013年1月19日土曜日

パート社員の社会保険

こんにちはabeisaです。

最近はなかなか旦那さんの給料も上がらず、パートで家計を助けている奥様方もふえているのではないでしょうか?
そんなパート社員の社会保険についての基本的な考え方を下記に記載します。


「パート社員は社会保険に入らなくていい」
 
 
 実は、これは大きな間違いで、法律では、正社員もパートも区別はありません。
 
 
 しかし、パート社員のほとんどは加入していません。
 
 ただし、実は働く時間によっては、加入義務があります。


 具体的には、正社員の1週間の労働時間の約4分の3が基準になります。

 この基準を超えて働くパート社員は加入させる義務があるのです。
 

 正社員の1週間の労働時間が40時間としますと、週30時間働いているパート社員は

 加入の義務があるのです。
 


 しかし、パート社員は夫の社会保険の扶養に入っている可能性が高いです。

 ただ、働く時間が増えると、妻【自身】にも加入の義務が生じるのです。
 
 だから、扶養の範囲を外れないようにしてあげないといけません。

 
 このような場合、労働時間を考えて、パート社員のシフトを考えてあげるとよいでしょう。
 
 そうすれば、社会保険に加入しなくてもいいのです。

 所得税の扶養範囲である所得額38万円は、注意していても社会保険は見逃しがちです。
 (103万円までのパート代-基礎控除65万円=38万円以下)

 
 社会保険に入らなければ・・・、
 
 ○パート社員の手取りが減らない
 
 ○会社負担の社会保険料が発生しない

 となります。
 

 ご注意ください。。。