覚書き
株式会社◯◯◯ 代表取締役社長◯◯◯◯と△△△株式会社
代表取締役△△△△は、平成◯◯年◯月◯日◯◯区◯町××
において、両社の商品開発提携につき協議の結果、次の事項を
確認した。
1.商品開発研究費用は折半とする
2.共同開発した商品の製造は株式会社◯◯◯が担当し、販売
は△△△株式会社が全面的に責任をもつ。
株式会社◯◯◯ 代表取締役社長 ◯◯◯◯㊞
△△△株式会社 代表取締役 △△△△㊞
念書も覚書もともに、一種の契約書です。
ただ、念書はこちらから先方へ差し出すものであり、
覚書はそれほど仰々しく契約を交わす内容でもないとか、
原契約の追加もしくは訂正として交わす契約だといえます。
しかし、内容によっては非常に大きな意味を持ったものもあるので、単なる
「念書」、「覚書」と侮らずに作成するようにしましょう。
【作成上のポイント】
①なるべく簡潔にまとめます。
②込み入った内容のものは、よく整理して、箇条書にします。
③箇条書は重要なことから並べます。
④契約に関する文書で特に重要なのは、年月日、印鑑の押印、署名、正確な記述
です。
⑤読む人が何回も読みなおす必要がないように、論理的で、しかもわかりやすい
文章の流れにしましょう。